それでも費用は不足気味…。


そこにすかさずAさんが続きました。
「ですが、組合長、費用が不足しませんか?数百万単位で足りない気がしますよ」
「何とかそこは落としてもらえるようにかけあってみるが…」
これも、筋書き通りの返答です。

内訳を見てみると、
管理会社の見積もりには、屋根に太陽光発電のパネルを乗せるという項目が入っています。
「これって、近隣の方にまで影響しますよね。反射が困るとか苦情がでるかも…」
他の委員さんも続けました。

当時はまだ、太陽光パネルはまだまだ一般的でなく、
更に機材の安定性が確認されていないものだったと記憶しています。
(パネルが割れやすいなど)

「組合長、確かに売電で収入をえられるかもしれませんが、
今後この発電に関するメンテナンスで自分たちの首を絞めてしまうことになったら、
それはそれで問題ではないでしょうか」
と、Aさん。
「売電で、修繕積立金が安く済むようになったらそれでも悪くはないと思うんだが…」と組合長。
「それでも、この管理会社の見積もりでは、払えないかもしれません。
住民全員がのめる話ではないでしょう。
住民全員が一丸とならなくてはならない場面で、割れてしまう可能性もありますよ。
今後の住民同士の関係を考えたら、無難に必要な部分だけで行った方が…」
と私。

太陽光発電については、他の修繕委員とも話し合う必要があるとして、
その回の会合は一度お開きにしました。
本当に、売電収入で、今後の積立金の足しになるのか、
太陽光発電自体のメンテナンスも今後管理会社に任せて逆に支出が増えたりしないのか…。

次回の修繕委員の会合は少し荒れそうでした。