他のマンション事例見学に参加


私は私で敏腕のマンション管理士なり、大規模改修に慣れた会社なりを探すこととなりました。
一方で、Aさんに誘われた「他のマンション事例見学」にも参加することにもなりました。

他のマンション事例2件を見学(聞学?)に行くぞとAさんに声を掛けられた当日、
他の委員さん3人も待ち合わせ場所にいました。
Aさんは、私と他の委員さんとの橋渡しを進めようとしてくださっていました。
「よかったら車出してもらえないかな」とAさん。
「もちろん」と運転手をさせて頂きました。

1軒目。
驚いたことに、そこは管理会社に任せたままで、管理組合のみで大規模改修を進めていました。
そのため、最終的に修繕費として積み立てていた金額がそっくりそのまま出てゆき、
修繕積立金の金額を上げざるを得なかったとのこと。
私たちのマンションと同じく、詳しい人がいなかったからだということでした。
”お任せであったために楽ではあったが、金銭面では負担が大きい”案件でした。
ですが、Aさんの元同僚がおっしゃったことには
「恐らくだが…組合長がほぼ独断で決めてしまったため、
一部ではキックバックを受けていたのではないかという噂がある」ということでした。

2軒目。
ここは、私たちと同じく修繕にかかる委員会を組織し、
会合の度に修繕の仕事を取ろうとしている会社の営業マンを呼び
時には数社同席させることで、値段を叩かせ合ったという案件。
一番安いところに決めたが、その工事自体がずさんなものであったために、再度(軽微ではあったものの)工事をせざるを得なかったということでした。
委員同士の関係も次第にぎすぎすしたものになっていったようで、後の生活に影響した世帯も出たそうです。

帰り道の車中、
誰ともなしに言い出したことは
「両極端を見た」「私たちのマンションでは、この中間あたりで頑張りたい」―。
25年目の大規模改修に臨むという覚悟のようなものができつつあるような空気でした。