大規模修繕でよくあるトラブルとは


大規模修繕には、トラブルが付き物です。
沢山の工事を一気に行うので、様々な制約や我慢が必要となります。
どのようなトラブルがあるのか、まとめてみました。

・洗濯物を外部に干せなくなってしまう
外壁改修等がある場合は、外部で粉じんや臭いを発してしまうので
洗濯物を干せなくなってしまう事があります。

・防犯上不安になる場合がある
外壁修繕を行う場合は、前面に足場を掛けます。
その際、第三者が足場から侵入し、バルコニーや窓から
建物に侵入してしまう被害は少なくありません。
防止する為には、足場に鍵付きの扉を付ける、各戸の窓に
専用の鍵を追加するなどの措置を取ってもらう事が出来ます。

・騒音がうるさい
外壁改修の際の解体の音やカッター音、塗装を行う際の騒音、
防水工事を行う際の騒音、足場を行き来する為の騒音、
内部解体や大工さん等の施工音等、大規模修繕では騒音が出る工事が多くあります。
普段聞き慣れない音ですので、不快に思って工事中は建物内で過ごせないと思う方も少なくありません。

・臭いがする
塗装の臭いや防水の臭い、接着剤の臭い等、工事が意外と臭いを発してしまいます。
殆ど材料がF☆☆☆☆のホルムアルデヒドの量に規制がある材料ですが、
残念ながら一定のホルムアルデヒドが含まれていないというだけで、微量には含まれています。
その為、ある程度の臭いを発してしまいます。
慣れている人には気にならない臭いの程度ですが、気になる方には凄く気になってしまう臭いです。
体には一切害は無いので、安心して過ごす事が可能です。

・当初の予算より工事費が増えてしまう事がある
いざ建物の中を開けてみると、想像以上に状態が酷い場合に工事を追加しなけばならない事があります。
その為、当初より工事費が増えてしまった等と、もめてしまう事が少なくありません。
工事費を増やさないようにする為には、事前にこれしか予算が無いと
業者側に伝えておくと、安易に工事費の追加を求めてくる事がありません。

・窓を開ける事が出来ない
解体工事等を行っている場合は、粉じんの飛散により窓を開ける事ができません。
暑い日や空気の循環をしたい場合でも、我慢しなければいけません。

・部屋の中が暗くなってしまう
外部足場設立の際に粉じんや塗料の飛散を防止させる為に、足場にシートを張ります。
このシートが建物の中を暗くしてしまい、日中でも電気が必要になってしまう場合があります。
しかし、シート養生が無ければ工事スペース以外の部分に余計な影響を
与えてしまう事があるので、絶対に行わなければいけません。
大規模修繕が終わるまでは、我慢をするようにしましょう。

・バルコニーや屋上に置いてあった物を撤去しなければいけない
バルコニーや屋上の工事を行う際は、余計な物を全て撤去しなければいけません。
しかし、マンションは物を保管するスペースが少ないので、
どうしてもベランダ等に置いてしまう事は少なくありません。
しかし、物があるとスムーズに工事を進める事が少なくありませんので、
必ず撤去しなければいけません。
それに対してクレームを付ける方が居ますが、これはやむを得ないので
仕方のない事と思うようにしましょう。

・通行や使用の制限を受ける
エントランスや共用廊下、駐車スペース等、工事で使う事がありますので
住民の使用に制限が出てしまう事があります。
不便に思うと思いますが、快適な建物を作る為には仕方のない事
ですので我慢するようにしましょう。
使えない時期等は、事前に管理組合よりお知らせがありますので、従うようにしましょう。

ざっと挙げただけでも、これだけあります。
マンション等のビルは大きいので、大規模修繕も大掛かりになります。
材料の搬入や保管や、加工等、マンション敷地内や建物内部で
行わなければいけない事が沢山あります。
建物の為に頑張って業者の方々が行っているので、
決して嫌がらせで行っている訳ではなりません。
極力我慢をして、受け入れるように努力しましょう。
我慢をした分、良い建物に巡り合える事が出来ます。