雨漏りしてからでは遅い!大規模修繕


世の中クリスマス一色ですね。
今年もあと少し頑張ります!

さて、大規模修繕の捉え方として、雨漏りが起きてから対処するという建物も少なくないようです。
しかし、これは大きな間違いです。
雨漏りが起きてしまうと、負担を建物に与えてしまいます。

・内装に不具合

雨漏りにより建物に漏水被害が広がると、内装に不具合が生じてしまいます。
1度雨水が染みた内装材は、拭いても綺麗になる事はありません。
また、そこからカビが発生してしまい体内に大きな影響を与えてしまう事があります。

・躯体内部に致命的な影響

コンクリートの躯体にしみ込んでしまうと、中の鉄筋に大きな影響を与えてしまいます。
鉄筋がさび付いてしまうと、鉄筋コンクリートの強度が著しく低下してしまいます。
建物自体の強度不足になってしまい、地震に耐えられないもろい建物になってしまいます。
内装等は修繕が可能ですが、鉄筋コンクリートの中の鉄筋は修繕が効きません。

・断熱性能が低下

雨漏りにより、断熱材に水分が付着する事で断熱性能が低下してしまいます。
断熱材は濡れると断熱効果が無くなり、ゼロになってしまう事もあります。
省エネ効果が全く発揮できない建物になり、夏暑く冬寒い建物にしてしまいます。
内壁や天井を全て取り払って、断熱材を充填し直さなければいけなくなってしまいます。

・建物内部に雨漏りの症状が出ていなくてもカビが発生

建物内部に雨漏りの症状が出ていなくても、小屋裏内部や壁内部に
雨水が浸食する事でカビを発生させてしまいます。
内装を修繕してもカビ臭さは消えなく、構造材にカビが
付いてしまった場合は取りにくい傾向があります。
その為、カビが常に蓄積している建物となってしまいます。

大規模修繕は、雨漏りが起きてからでも問題無いと思っている方が
居るのでしたら、それは大きな間違いです。
雨漏りが起きてからの大規模修繕では、このような不具合を
建物に与えてしまうので非常に危険です。
建物自体の状態が悪くなってしまうので、住民が遠のいてしまい
空き家だらけのマンションになってしまう恐れがあります。
空き家が多いマンションは、大規模修繕をしっかり行っていなく
建物が著しく傷んでいる場合が多いそうです。
雨水は、私達が想像する以上にとても厄介な物です。
甘く見ていると建物を壊してしまいますので、雨漏りを
起こさない建物を維持する事は必須項目となります。

もし、少しでも雨漏りが確認されましたら、早期に大規模修繕を
行う計画を立てるようにしましょう。
鉄筋コンクリート造に目に見える雨漏りが生じた場合は、
至る所から雨漏りが起きている可能性があります。
大規模修繕は、それだけ大切な工事なのです。